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Tuesday, February 24, 2026

イランvsアメリカは、決してプロレスではない

2026年2月13日、トランプ大統領は、カリブ海沖に展開していたジェラルドフォード空母打撃群を、中東に急遽派遣することを決めました

対ヴェネズエラやキューバの重要な任務で展開していた空母打撃群を移動させ、しかも1週間後の21日には地中海に到達という特急ぶり

長期戦に十分な兵站も同時並行です

CNN:米軍のジェラルド・フォード空母打撃群、地中海入り トランプ氏がイラン攻撃検討する中


2025年6月21日(アメリカ時間)のミッドナイトハンマー作戦とは、まるで違います

この作戦の後、アメリカのピート・ヘグセス国防長官(当時)曰く

「アメリカの爆撃機は、世界に知られることなく出撃し、任務を終えて帰還した」

実際、125機以上の軍用機、1隻の潜水艦、14発の地中貫通爆弾(バンカーバスター)が使用され、ピンポイントで核開発施設と言われる場所を爆撃をしたのですが、ターゲットはいずれももぬけの殻であったともいわれ、空母打撃群の移動はなく、忍者のように静かに任務を遂行したのでした

15年間もかけたプランの1ミリの狂いもない実行であり、お見事・・・ですが、数ある選択肢の中でトランプ大統領が好むコスパ重視の作戦という印象が強かったのです

DOWResponse Operation Midnight Hammer

NIDS研究所 2025年7月1日 B-2ステルス爆撃機によるイラン空爆 ―― 映画みたいな空爆は、なぜ現実になったのか?

NIDS commentary in English

なお、本作戦直前のNIDS防衛研究所のコメンタリー

NIDS研究所 2025年6月20日 イラン・イスラエル間の交戦に関する暫定的評価


結局、ミッドナイトハンマー作戦では謙抑的で、イランの核開発をそげませんでした

それで、イスラエルが切れ散らかしイランとの戦闘を継続し、挙句にアメリカをせっついて、今回の緊張となったわけです


開戦となるか否か、決め打ちは出来ないけれども、可能性は高い