簡単です
技術的に難しいことは何もなく、要るのは単純作業をたんたんと続けていく根気のみです
よほどマニアックなピアノであれば、日本に数人いるかどうかレベルの調律師を探し当てる必要がありますが、たいていはヤマハかカワイの量産型(ヤマハグランドならばGかCかCXのシリーズ)でしょうから、根気と時間があればできます
日曜大工をイージーにした感じで、専門性は不要ですし、調律学校に通う必要もありませんし、調律師試験に受かる必要もありません
とくに、ギターやマンドリン、ウクレレといった弦楽器の経験があり、普通に自分でチューニングされていた方であれば、ピアノの調律も驚くほどスムーズにできます
1 チューナーアプリ
無料お試しは、ピアノタイプ選択可能、440ヘルツ、C3からC5まで
初心者向け(2540円)は、全スケール対象、何ヘルツかは自分で選べるなど色々と設定が細かい(私が買ったのはコレ)
プロ向けは年5000円または4万円一括、非常に機能が細かく、有名ピアニストならば使いこなせそうです
反応が優秀で繊細なので、ヤマハやセイコーなどのポケットタイプのチューナーを使う調律師もいます(それでも、音叉ではなくチューナーを使うならば、まだマシです)
2 道具
お手持ちのピアノに合った道具を、販売店と相談して、購入してください
うちのヤマハC3X(2014年製)の調律・調整用に買ったのは、次の通りです
【調律用】
(1万2100円) チューニングハンマー 写真右から2番目
(数百円) フェルトウェッジ 右から3番目
(数百円) 弦止めフェルト 一番左
【調整用】
(1595円) キャプスタンドライバー 一番右
プラスドライバーやマイナスドライバー
(3520円) ドロップスクリュードライバー
(1485円) スプリングアジャスター
(アマゾンで403円)紙やすり(80,140,250,400)☆400番で仕上げれば、アイロン(電気こて)は不要
(5500円) ピッカー
全部合わせて2万5000円ほど、調律1回分程度です
3 お勧め動画
①調律・調整の全体の流れ
②各工程のブレイクダウンは、Howard Piano Industriesさんがおススメ
③鍵盤アクションの引き出し方みたいなシンプルな作業