打鍵すると、この動画みたいな音がしました
この調律師さんは、鍵盤下のゴミを取り除いて直したそうです
そこで、私も、鍵盤全体を引き出し、分解し、鍵盤を外し、鍵盤下に掃除機をかけ、鍵盤全体をもとにもどし、打鍵してみました
残念ながら、効果なし
もういちど、ピアノを分解して観察したところ、センターピン周りのバランスパンチングフェルト1枚に加え、紙が7枚も入っているのに気づきました
他の鍵盤では、最悪10枚というものもありました
これらが経年劣化で波打ち、カシャカシャいっていたのです
そこで、紙を減らしたところ、異音がかなり消えました
(追記)
この記事を書いた1週間後、つまり12月中旬に、バランスパンチングクロスをオリジナルの1.3mmから3mmに交換
また、センターピン周りの紙はすべて廃棄、フロントピン周りの紙は減らしました
さらに1か月後、2025年1月、フロントピン周りの紙も全て除去しました
(考察)
ヤマハでは、コスト削減のため、センターピン周りでは薄っぺらくて安物のフェルトを使い、大量の安い紙を入れて高さのつじつま合わせをしていたようです
コスト削減でクオリティを下げれば、ピアノが信用を無くし、売れなくなるのも道理です
(紙パンチングを使いたがる調律師)
日本の調律師のユーチューブ動画を見ていると、鍵盤の高さ調整のために、紙パンチングを多めに使いたがる人たちがいます
日々ピアノの爆音に長時間さらされて聴力が低下したため、紙パンチングが異音の原因となりうることに気づかないのでしょう
このような調律師に依頼されている方が、お気の毒です